管理職パパの深夜戦略。退職勧奨の重圧を「VRの静寂」でリセットする最高の休息術

会社では総務・人事の管理職として、日々シビアな交渉やトラブル対応に追われています。 先日も夕方のファミレスで、対象の社員と向き合うこと実に3時間。感情の波を真正面から受け止める時間は、想像以上に精神をすり減らします。店を出る頃には、心身ともに空っぽになったような感覚でした。

私は普段、お酒を飲みませんしタバコも吸いません。だからこそ、溜まったストレスをどう逃がすかは死活問題でした。そんな私を救ってくれたのは、家族が寝静まった後のリビングと、11世代i7のPC、そしてiPhone Xが映し出す「VRの別世界」でした。


脳を「強制シャットダウン」させる、iPhone Xの魔法

帰宅して家族の顔を見れば安らぎますが、それでも脳の裏側では「あの時の言い方は正しかったのか」という思考が止まりません。

そんな時、深夜1時のリビングでiPhone Xを手に取ります。 深田えいみさんのVR作品(無料サンプル)を再生し、スマホをゆっくりと動かしてみる。ジャイロ機能によって、自分の手の動きに合わせて視界がシームレスに追従する。

平面の動画をただ「眺める」のではなく、自分がその空間の主導権を握り、「そこに居る」という実感を五感で受け止める。すると、それまで頭を占領していた「3時間の面談」の記憶が、鮮やかな色彩と臨場感によって一気に押し流されていくのです。

SEKAI NO OWARI『最高到達点』とシンクロする瞬間

この没入体験の絶頂、ストレスがスーッと抜けていく感覚は、今の私にとってSEKAI NO OWARIの『最高到達点』のサビの部分と見事にリンクします。

あの突き抜けるようなメロディが脳内に流れる中、現実の重圧から解放され、自分だけの「最高到達点」へ一気に駆け上がっていくような爽快感。お酒を飲まない私にとって、これこそが明日を生き抜くための純粋なエネルギー補給です。

Mr.Children『跳べ』に見る、不器用な男の再生

ふと、Mr.Childrenの『跳べ』という曲の歌詞を思い出します。 そこには、なぜだか分からないけれど、酒を飲みまくった翌日から不思議と調子が良くなった、というニュアンスの一節があります。

お酒を飲まない私ですが、その「理屈ではない吹っ切れ感」には強く共感します。 3時間の面談でボロボロになった心も、深夜のVR体験という「非日常」に深く沈み込むことで、翌朝には不思議と「よし、また頑張ろう」という前向きな気持ちに切り替わっているのです。

管理職だからこそ必要な「健全な逃避」

「管理職がそんな動画を……」と思われるかもしれません。 しかし、責任ある立場だからこそ、誰にも邪魔されず、誰の評価も気にしなくていい「逃げ場」が必要です。

蛇口の修理のように、壊れたものを自分の手で直す達成感も素晴らしいですが、VRによる「精神の修復」も同じくらい大切だと実感しています。 深夜の1時間、VRの静寂の中で心をリセットする。これが、私が3人の子供たちの良き父親であり続け、職場で冷静な判断を下し続けるための「ステルス・セルフケア」なのです。