世間の「セックスレス」の定義と、我が家の現在地
世の中の夫婦の間では、よく「セックスレス」という言葉が飛び交います。一体どれくらいの頻度からがレスと呼ばれるのでしょうか。1年に1回未満、あるいは何年もしていないという深刻な話も耳にします。
では、我が家の場合はどうなのか。 時期によって多少のばらつきはありますが、年間で数えてみるとおおよそ25回から30回ほど。ペースに直すと「2週間に1回」の割合で重ねています。そのため、私自身は奥さんとの関係において、レスだと思ったことは一度もありません。
もちろん、自分の悶々とした気持ちと奥さんのタイミングが毎回完璧に噛み合うわけではないのが現実です。そこは割り切っており、私の場合、夫婦の営みとは別に、自分で自分を慰める時間(オナニー)も持っています。私の中でこれらは完全に「別物」であり、世の男性の多くもきっと同じではないかと勝手に共感しています。
「前戯7割」の黄金比率と、徹底したマンネリの美学
我が家の営みは、ある種の「お決まりのパターン」として美しく形式化されています。
その流れを時間配分(割合)で表すと、以下のようになります。
- 前戯(愛撫):7割
- 挿入:2.5割
- 後戯(アフターケア):0.5割
圧倒的に「前戯」に一番時間をかけています。 なぜこれほど前戯を長くするのか。理由は2つあります。1つは、単純にその方が女性は喜ぶという話を耳にしたことがあるから。そしてもう1つは、愛撫の最中は奥さん側からも色々とアプローチをしてくれるため、私自身も深く興奮し、心地よい時間を共有できるからです。また、私自身が挿入後にそこまで長く「持たない」方であるため、前戯の満足度を最大化させておきたいという合理的な戦略でもあります。
特筆すべきは、私たちは結婚してから現在に至るまで、一度も避妊具(コンドーム)をつけたことがないという点です。 理由は明確でした。結婚当初からすぐに子どもが欲しいと考えていましたし、1人目が生まれた後も、最終的には2人、3人と授かれたらおめでたいよね、と夫婦で話していたからです。そのスタンスのまま、3人目の子どもが無事に生まれるまで、気づけば9年から10年近くの歳月が流れていました。 その結果、避妊具をつけずに肌を重ねることが我が家の絶対的な「習慣」として染み付き、今でもそのまま「生」で愛し合う状況が続いています。
「未開発」だった奥さんの変化と、3点攻めの相乗効果
前戯のメインとなるのは、指を使ったクリトリスへの刺激です。
実は、結婚前の奥さんはこういった性的な事柄に関して、ほとんど「未開発」と言っていい状態でした。かく言う私も当時はチェリーボーイだったわけですが、お互いに手探りの中で、少しずつ、本当に少しずつ対話を重ねていきました。 すると、かつてはそこまで実感がなかったクリトリスへの刺激に対して、今では非常に強い反応を見せてくれるようになったのです。その艶やかな喘ぎ声は、私の興奮をさらに高めてくれます。
さらに最近では、胸(乳首)への刺激に対する感度も劇的に上がってきました。 「左右の乳首+クリトリス」の同時3点攻めを行うと、奥さんは言葉にならないほどの快感に包まれるようで、その姿を見ることで私もまた最高潮に達するという、完璧な相乗効果(シナジー)が生まれています。
刺激が終盤に差し掛かると、奥さんの方から「中に入れてほしい」というサインが出るようになります。私はその合図が出るまでじっくりと前戯を続けるのですが、挿入に至る前に、すでに奥さんは指の刺激だけで2〜3回ほど「イって」いる状態が日常茶飯事です。さらに最近は、膣内への指の刺激でも快感を覚え始めており、奥さんのポテンシャルの「伸びしろ」には、これからも大いに期待が膨らむばかりです。
5分から15分への成長、そして外での発射
奥さんからの「入れて」という明確な合図を受けて、いよいよ挿入に移ります。もちろん、ここでも避妊具は使いません。
挿入の体位は、ほぼ100%「正常位」です。 奥さんのその日のコンディションによっては、私のサイズが大きすぎて圧迫感が強く出てしまうことがあるため、なるべく激しく動きすぎず、ゆっくりとしたグラインド(腰の回転)を意識して、優しく挿入し続けるのが我が家のスタイルです。他の体位(バックや騎乗位など)にも興味はありますが、奥さん自身があまり積極的ではないため、バックでするのは年に1〜2回あるかないか、という程度です。
以前の私であれば、気持ちよすぎて5分も持たずに果ててしまうことが多かったのですが、最近はテクニック(自己コントロール)が向上し、10分、長い時では15分ほど挿入時間をキープできるようになってきました。これも日頃の「自己管理能力」の成果かもしれません。
そして最終的に、いよいよこらえきれなくなった瞬間、私は奥さんの体から静かに引き抜き、「外で発射」してフィニッシュを迎えます。
射精後、奥さんの体力にまだ余裕がありそうな時は、再びクリトリスを愛撫する「後戯」へと移行し、奥さんがもう一度イクのを見届けてから、2人で心地よい疲労感の中で眠りにつく――これが我が家の、完璧にパターン化された愛の形です。
世間の夫婦には様々な形、様々なセックスの悩みがあると思います。しかし、お互いの感度とタイミングに真摯に向き合い、前戯にリソースを全振りするこのルーティンこそが、我が家が今でもレスにならず、リアルな幸福感を維持し続けられている最大の秘訣なのです。

