息子の「韻」と、言葉の成長に向き合う
最近、小学生の長男が「ラップバトル」の動画にすっかりハマっています。自分で色々な言葉を覚えては韻を踏んでみせたり、時には親として少しハラハラするような、ちょっと尖った言葉遣いになってしまうこともあり、微笑ましくも少し心配な今日この頃です。
男の子が新しいカルチャーに触れて背伸びをしたい時期というのは、きっと人生の中で一瞬の出来事なのでしょう。頭ごなしに否定するのではなく、その溢れるエネルギーをどう見守るか。社長のすぐ近くで人員計画や組織の調和を考える立場としても、一人の父親としても、彼の言葉の成長には静かに耳を傾けたいと思っています。
「パパ、本読んで」が教えてくれる、今しかない愛おしい時間
日中は生意気な言葉を口にすることもある息子ですが、夜寝る前になると、ガラリと表情が変わります。 「パパが本を読んでくれるとよく眠れるから」と、毎日自分で読む本を一生懸命に選んで私のところに持ってきてくれるのです。リビングでテレビを見ていると、何の前触れもなく突然私の膝の上に乗ってきて、一緒に画面を見つめることもあります。
そんな彼のまだまだ幼い一面に触れるたび、こうした愛おしい時間は本当に今だけの特権なのだと、胸が熱くなります。だからこそ、私は彼らと向き合う昼間の時間を、常に100%の心の余裕を持って迎えたい。そのためには、一日の終わりに自分自身を完全にリセットする「静寂」が不可欠なのです。
自分をニュートラルに戻す、深夜のノイズキャンセリング
夜、自分宛てのタスクメールを送り終えて脳のメモリを完全に空っぽにしたら、私の本当の「聖域」が始まります。 愛用しているノイズキャンセリングヘッドホンを装着した瞬間、日中の激務のノイズも、言葉の選択に悩んだ思考も、すべてが物理的に遮断されます。
完璧な静寂、あるいはハイスペックなPC環境で楽しむお気に入りの動画の世界。この深夜の没入時間があるからこそ、私の心は翌朝、完全にニュートラルな状態へと回復します。 お菓子を断ち、1日2食のストイックな生活で整えた体とクリアな頭で、また明日も、生意気で可愛い息子の言葉を大きな心で受け止める。この深夜の隠密活動は、私が「頼れるパパ」であり続けるための、最も大切な投資なのです。

