理想と現実。結婚10年の夫婦生活

頭の中の理想は「バック」と「騎乗位」

皆さんには、夫婦生活で「一度は試してみたい」と思うスタイルがあるでしょうか。

私の場合、昔から頭の中にあったのは「バック」と「騎乗位」でした。

もちろん、頭の中ではいくらでも理想のシチュエーションを描けます。映画のワンシーンのように格好よく、余裕を持って楽しんでいる自分。

ところが、結婚生活10年を超えた今の現実は、そんな妄想とはかなり違います。

現実の9割9分は「いつものスタイル」

我が家の夫婦生活を振り返ってみると、ほとんどが「いつものスタイル」です。

感覚的には、1年間のうち9割9分くらいが正常位

私が理想としていたバックや騎乗位になることは、本当に年に1回あるかどうかというレベルです。

なぜ、ここまで偏ったのでしょうか。

答えは意外とシンプルです。

結婚当初、お互いに経験が豊富だったわけではありませんでした。その中で、自然と「これなら安心できる」「これなら呼吸を合わせやすい」という形が決まっていった。

そして、それを何年も繰り返しているうちに、いつの間にか我が家の定番になりました。

仕事で言えば、いわば「実績のある標準手順」です。

わざわざ毎回、新しい方法を試さなくても問題なく回る。そうなると、変える理由もそれほどありません。

ただ、その一方で、私の中にある「一度くらい理想のスタイルを試してみたい」という気持ちは、なぜか消えません。

年に1回のチャンス、そして「瞬殺」という現実

そんな理想のスタイルが、たまに現実になることがあります。

年に1回あるかないか。

「ついに来たか」と、頭の中ではちょっとしたイベントになります。

ところが、ここで悲しい現実が待っています。

理想を思い描いていた時間のほうが、実際に楽しめる時間より長い。

そう、私の場合は理想のスタイルになると、普段より刺激が強く感じられ、思ったように余裕を持てません。

頭の中では「しばらく楽しもう」と思っているのに、現実の自分はまったく言うことを聞いてくれない。

これが我が家における、典型的な「理想と現実のギャップ」です。

せっかくの年1回のイベントなのに、本人の制御能力が追いついていない。

管理職としては自己管理を語っている私ですが、この場面だけは、なかなか思い通りになりません。

理想を追いかけすぎないのも、夫婦生活のコツ

ここで以前の私なら、「もっとこうしたい」と考えていたと思います。

でも、結婚生活が長くなった今は、少し考え方が変わりました。

夫婦生活は、必ずしも自分の理想を100%実現する必要はない。

相手が安心できること、自分も無理なく楽しめること。そのバランスのほうが、ずっと大切です。

我が家の場合、いつものスタイルが一番自然で、お互いに負担が少ない。

だから、それを無理に変える必要はありません。

たまに違うことができれば、それはそれで楽しい。

できなかったとしても、別に夫婦関係が悪くなるわけではない。

それでも、画面の向こうには理想がある

では、頭の中に残っている「理想」はどうするのか。

ここで登場するのが、私が深夜に楽しんでいるAVの世界です。

現実の夫婦生活では、相手の気持ちや体調、二人の相性など、いろいろな条件があります。

一方、映像作品はあくまでエンターテインメント。

現実の夫婦生活にそのまま持ち込む必要はなく、画面の中の世界として楽しめます。

私にとっては、そこに大きなメリットがあります。

「現実では無理に追いかけない。でも、想像の世界まで捨てる必要はない。」

このくらいの距離感が、今の自分にはちょうどいいのです。

理想と現実を、別々に楽しむ

結婚10年を超えて分かったことがあります。

夫婦生活において、理想と現実が完全に一致する必要はありません。

我が家の現実は、安心感のある「いつものスタイル」。

そして私の頭の中には、今でも「一度くらい理想を楽しみたい」という小さな願望が残っています。

たまに現実で試してみれば、思いのほか早く終わってしまう。

だからといって、落ち込む必要もありません。

現実は現実として、夫婦がお互いに心地よい形を大切にする。

そして、現実では満たせない「ちょっとした妄想」は、エンターテインメントとして楽しむ。

理想と現実を、無理に一つにしない。

これも、長い夫婦生活を続けるための、私なりの「割り切り」なのかもしれません。

前回の記事で書いたように、我が家は結婚10年を超えても夫婦の時間が続いています。

その理由は、回数やテクニックだけではなく、相手に無理をさせず、お互いが楽しめる形を見つけてきたことにあるのだと思います。

理想は理想。

現実は現実。

そして深夜の書斎では、また別の世界を楽しむ。

これくらいの「いい加減な割り切り」が、40代パパにはちょうどいいのかもしれません。